ー東京駅で令和はじめての満月を愛でようー
ビクセンが開催していたイベントに参加したときのことをいまでも思い出します。
あのとき望遠鏡で見せてもらった月が本当に綺麗だったんですよね。
それからずっと天体望遠鏡がほしいなと思い続ける日々が続くのですが「望遠鏡なんて買ったところで部屋の隅でインテリアになるのがオチだよ」ともうひとりの自分がいうんです。
まぁたしかに。
そうやって自分の心に蓋をしていたのです。
でもふいに気持ちが湧いたのです。
今日はふたご座流星群が極大を迎える日。
そして令和元年最後の満月の日(と思ってたら満月ではなかった)でもあります。
気持ちを抑えることができなくなって、さいたま新都心のヨドバシまでクルマを飛ばします。
そしてそこで、入門機としても最適でありながらしっかり長く使えることに定評のある、ビクセンの天体望遠鏡「ポルタII A80Mf」を購入しました。
ふたご座流星群がはじまる前に…早く帰ってそして公園へ行こう…
今回買った星空グッズ
- ビクセン 天体望遠鏡 ポルタII A80Mf[アクロマート屈折式鏡筒+ポルタII経緯台]
- ビクセン フレキシブルハンドル300mm [オプションパーツ]
- ビクセン スマートフォン用カメラアダプター
- ビクセン Tリング(N) キヤノンEOS用
- ビクセン 拡大撮影カメラアダプター
クリスマス間近。
さいたま新都心もキラキラ煌めいていました。
ヨドバシ店内 様々な機種の天体望遠鏡が所狭しと並んでいます
心はポルタIIと決まっていたのですが、一応「いいよねこれで」と一覧表を見て自分を納得させます
星空のきれいな冬だからか流星群の時期だからか
ポータブル赤道儀もかなり宣伝していました。
いまは売れる時期なんですかね?
ポルタIIの箱が積み上げられてました。
おう?これがほしいのかい?
買ってきな!
って野菜でも売るかのように
天体望遠鏡がそのへんに無造作に積まれてました。
セール中でもあったようでいつもより少し値引かれていました。
ポルタII 41,560円(税込)
ポイントが10%の4,156円分付くので、実質37,404円。
ネットの最安価格とまではいかないまでも、そこに迫る勢いの価格でしたね。
精密機器はできるだけ実店舗で買いたい派。最安は求めませんけど安いに越したことはありません。ポルタが4万円を切る価格で買えるのはありがたいですね。
購入したポルタII
箱は2つありました。
ひとりで持つにはけっこう重たいです。
これは電車で持って帰るのはつらいだろうな。
クルマで来てよかった。
デイズの後席の脚置き場にスポッとハマってくれました。
ふたご座流星群を見るために近所の開けた公園へ行こうとは思っているのですが、望遠鏡の組み立て方は明るい場所で事前に確認しておいたほうが良さそうだ。
ということでいったんおうちへ帰ってきました。
説明書を読みながら頑張ること10分。組み上がりました。
組み上げた望遠鏡をベランダに出してお月さんの鑑賞会です。
鏡筒を月の方に向けて微調整はフレキシブルハンドルで行います。フレキシブルハンドルこれは買ってよかった。これなしには微調整はたいへんですもの。付けられる場所がもう1箇所あるんだよね。とりあえず1本だけでいいかなと思ったけどもう1本ほしいわ。ぜったい快適になるもん。こんなびょんびょん棒が2,000円かぁ〜。2本も買ったら4,000円じゃないか。と思ったけど2本買うべき。
望遠鏡覗き込んだら
東京駅で見せてもらったときの感動が蘇りました。
ずっと見てられる。
こんな美しいお月さま。写真にも残したい。
ということで今日買ったオプションパーツが役に立つときがきました。
・スマートフォン用カメラアダプター
・Tリング
です。
前者はスマホで撮影するために、後者は一眼レフやミラーレスなどのレンズ交換式カメラで撮影するために使うものです。
1枚目
スマホでこんな写真が撮れるだなんてテンション上がりませんか?
カメラアダプターにスマホを固定するのがちょっと面倒さを感じました(もう少し止めやすくならないんだろうか)けど、でもこんな写真が自分のスマホで撮れるならぜんぜんオッケーです。
2枚目
ミラーレスカメラ「EOS Kiss M」での撮影です。
きれいです。
ちょっとピントが甘いか?って感じはありますが
スマホよりも精細に撮れているように思えます。
3枚目
一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」での撮影です。
ちなみに1枚目〜3枚目まですべてノートリミングです。月のサイズが2枚目より小さいのは、センサーサイズの違いによるものかと思われます。APS-Cだから望遠気味になりフルサイズだから広角気味になり、それが写る月の大きさにつながっているのでしょう(多分)
天体望遠鏡も組み上がり、自分の目でお月さまを拝め、カメラにお月さまを収めることができ、ホクホク顔なわけですが忘れるところでした。
今日はふたご座流星群の日だと。
望遠鏡を鏡筒と経緯台にばらしてクルマに積み込み、カメラも持って、近所の公園へ。
公園についたら望遠鏡を組み直して準備OK。
いつでも流れ星こいやー。
気温も低く震える前に流れ星のひとつでも見られるかなと心配していましたが、すぐに1つ目の流れ星を発見。その後も次から次へと見つけることができました。
たくさんの流れ星をみることができて大満足。
望遠鏡は流れ星を見ながら、月を直接眺めたり月を撮る練習をしたりと、ちょこちょこと使ってました。
流れ星と月の両方を意識するって忙しい。
贅沢な悩みかもしれませんけどね!
そろそろ帰ろうかなーっ
片付けてクルマに乗ってエンジンかけて暖まるのを待ってたら、バックミラーにパトカーの姿が。
ひっ
自分なにかしたかっ
この公園夜でも立ち入って大丈夫だよね?!?
逃げるのも怪しかろうと、ドア開けておまわりさんをお出迎え。
どうやら年の瀬ということもあってパトロールしてたんだそうな。
こんなところでなにを?
と訪ねてくるもんだから「流れ星見てたんですよ」と伝えれば、へぇーーっ今日はそうなんだって返してくるおまわりさん。
お勤めご苦労さまです。
最後におまわりさんと会話したことで
はじめての天体望遠鏡デビューの日はとても印象深いものになったのでした。
これからよろしくね。ポルタ。
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