「トキワマンサク」という植物を知っていますか?
日本ではとても珍しい植物で「静岡県湖西市・三重県伊勢神宮・熊本県荒尾市」の3ヶ所でしか見ることができません。
開花にはまだ早かったのですが、静岡県湖西市へ観光した際に、せっかくだからと訪れてみました。
静岡県湖西市のトキワマンサクを見たいと訪れる人に向けて、駐車場と群生地への道順を写真付きでご紹介します。
最新情報は適宜公式サイトでご確認ください。
トキワマンサクとは
トキワマンサクは、現在日本では、本群生地を含む3ヶ所しか自生しておらず、本来は中国中南部、インドの北部までの温帯・暖帯に分布する常緑の小高木です。
たくさんの枝を出して小枝及び花序には星状毛があり、葉は互生し、形は卵状楕円形で、先端は尖り、付け根は円形で、長さ2.5cm程度です。下面の脈上には星状毛があって、短い柄を持っています。花は、小枝に短い柄を出して数個4月下旬に開花し、がくは4個で卵形、先端がよじれています。花弁は4個で狭く線形でがくよりはるかに長く、色は黄緑白色で大変美しい花です。
本群生地は、「トキワマンサク北限群生地」として昭和52年12月20日に静岡県天然記念物に指定されています。
引用元:浜名湖西岸のまち、湖西
湖西市の観光パンフレットでも紹介されています。
↓
トキワマンサク(静岡県湖西市)を見に行こう
アクセス
■クルマ
東名高速三ヶ日ICより20分(神座集落センター近く)
駐車場30台
■電車
天竜浜名湖線大森駅より徒歩約20分
地図
■トキワマンサク群生地(静岡県湖西市神座239)
■トキワマンサク見学者用駐車場(静岡県湖西市神座409−2)
駐車場の住所が不明 ナビには最寄りのパブの住所を指定すればOK
駐車場の住所がわからなかったため、ナビは使えず地図を頼りに見つけました。
駐車場は
にありました。
ただこれでは大変なので近くにあるお店を探しました。
すぐそばにパブがあり、そこの住所が「静岡県湖西市神座409−2」でした。ここを指定すれば迷うことなくたどり着けるはずです。
駐車場
駐車場の様子はこんな感じです。
駐車場内に設置された看板。
現在地(駐車場)から群生地までの道筋が記されています。
駐車場からトキワマンサク群生地までの道のり
駐車場からトキワマンサク群生地までの道のりをざっくり言うと
②下り坂を進む
③小川の橋を渡ったら左折
④なだらかなカーブを描く小道をひたすら道なりに直進
⑤GOAL
です。
横断歩道を渡ったところ。あと460m。
この橋を渡ったら左に曲がります。
↑の写真の中央をよく見て…!
植物に隠れているけど立て札があります。
なだらかなカーブを描く小道。てくてく歩いていきます。ここからはずっと道なりの直進でOK。
湖西市のシンボルマークを見つけたり。
こんなところにもみかん。
湖西市ではよくみかんの木を見かけました。みかんの生産が盛んですね。
このあたりで生産されるみかんには「三ヶ日みかん・遠州産みかん・浜名湖みかん・知波田みかん」など、いろんな品種があるようです。このみかんは何みかんだったのかな(*´ω`*)
T字路は直進してください。
トキワマンサク群生地に到着です。
反対側から。
トキワマンサクの北限群生地として、静岡県の天然記念物に指定されています。
訪れたのは3月中旬。残念ながら花はまだ咲いていません(いつも4月下旬に咲かせるそうです)。
小川。冷たくて気持ちいい。水の流れる音が心地よいです。
トキワマンサクが美しい花を咲かせ続けるためにも、きれいなままであってほしいですね。
すぐ近くには神座古墳群
1400年ほど昔の古墳群があるそうです。
古墳好きは足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
(帰り道)
橋の近くで出会えた景色。
おそらく一般の民家だと思うのですが、すごく大きな木があったんですよ。
その木の存在感に圧倒されました。日暮れの時間だったのもよかったかも知れません。トキワマンサクの花は見られなかったけど、帰り際にいいものを見られました。
ではでは。
静岡県湖西市のトキワマンサク群生地への道順紹介でした。
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