首都高速の「いたくま区間」を走ってみました!
そのときの感想を書き残しておこうかなと思います。
ふたつのジャンクションが連続する「いたくま」
合流してから60秒以内(30km/hの場合)につぎのジャンクション分岐点が迫ってきます。あせらず落ち着いて運転することが大事だなと思いました。
いたくまとは
いたくまとは、首都高速 板橋JCT[*1] と熊野町JCT[*2] の間のことです。
いたばし – くまのちょう をくっつけて「いたくま」というわけ。
たった500mの間に2つのジャンクションが続くという、首都高初心者には恐ろしい場所です。
いままで3車線だったこの区間。
2018年3月18日に4車線化されたことで、すこし走りやすくなりました。
[*1] 板橋JCT
5号池袋線(大宮方面)と中央環状線(川口・三郷方面)を接続するジャンクション [*2] 熊野町JCT
中央環状線(新宿方面)と5号池袋線(竹橋方面)を接続するジャンクション
いたくま走行ルート
2020年7月10日
出発地:埼玉県北本市
到着地:駒沢公園(東京・世田谷)
与野から大宮線に入るルートが走行距離も短く高速料金も安く済むのですが、当日になってからナビで検索してみたところ、圏央道・東北道を乗り継いで首都高速に入るルートが最速だと提示されました(大宮線は混雑していて時間がかかる見立て)
そんなわけでこの日の走行ルートはこちら。
首都高速 川口線から中央環状線に入り「いたくま」を目指すルートです。
いたくまは何度も走ったことがあるのですがこのルートははじめて。
いつもと違って車線変更する必要があります。
頭の中ではわかっているつもりですが…果たして。
いたくまを走ってみた感想(車線変更あり)
中央環状線に入り板橋JCTの案内が見えてきました。
つぎの熊野町JCTまで距離がないことも示されています。
左に大きくカーブする本線、右からの池袋線と合流します。
お互い2車線ずつの計4車線。4車線は熊野町JCTまで続きます。
わたしは中央環状線新宿方面へ向かいたいため予め2車線目に移動していました。中央環状線は3車線目と4車線目。右にひとつ移るだけ。
なのですが
けっこうな交通量があり、後方からビュンビュンと飛ばしてくるため、移るタイミングが難しい。ウインカーを出していてもスピードを緩めてくれる人ばかりではありません。こればかりは自分でタイミングを見て入るしかないのです。
そうはいってもスピードがゼロになるわけじゃないのでクルマはどんどんと進んでいきます。
熊野町JCTまでは約500m。
実際の分岐点まではもう少しあるのですが、直前はカーブ区間になっており、その区間に入ってしまうと車線変更も厳しくなるため、実質的な車線変更区間は500mといったところ。
熊野町JCTまでにどれくらいの時間的猶予があるかというと
時速 | 時間 |
---|---|
60km/h | 30秒 |
45km/h | 40秒 |
30km/h | 60秒 |
これくらいです。
もしもみんながスピードを落とさず60km/hで走行していたら、猶予はたったの30秒しかありません。ボーッとしてたら(しませんけど)あっという間です。
(高速道路は首都高も含めて好きだけど)わたしもはじめてのことだから少々焦っちゃって、500mあるのにも関わらず、どうにかして手前で車線変更しようとスピードを落として後ろを伺うってことをしちゃったんですよね。
その結果どうなるかといえば、渋滞・混戦です。
こちらの記事が今回わたしの体験したことを言い表してくれているなぁと思ってリンク貼ります。
首都高速道路は、織込区間が4車線になることで、C2の王子方面から来るクルマと5号線の高島平方面からクルマが、スムーズに織り込まれる として4車線化工事の意義を強調していたのですが、
けさの「いたくま」では、C2を走り続けて新宿方面に向かおうとするクルマは合流地点からすぐさま右に進路変更しようとしていますし、5号線を走り続けて都心方面に向かおうとするクルマは合流地点からすぐさま左に車線変更しようとして、先週までと同様にグチャグチャ
「いたくま」が「2+2=4」になった!
十分長いとはいい難いですが、それでも500mあるんです。
へんに手前で動かずとも、あせらず落ち着いて周囲の状況を見ながら車線変更すれば、いいんですよね。
なんたって4車線化されているのですから。
進路を変更したい人は基本的に2車線目と3車線目だけ(のハズ)
3車線目の人がスピードを出していれば直進する(ハズ)
3車線目の人がスピードを控えめにしてきたら進路変更する(ハズ)
※ ハズが続いてますね・・もちろんかもしれない運転じゃなくて目視確認は必須です
混雑気味でも、後者の状況を確認できたらお互いクロスする形で車線変更すればきれいに織り込み完了できそうですね(3車線目の後方ががら空きなのが一番ですけど)
もういちど先ほどのブログから引用。
C2を走り続けるクルマたち、5号線を走り続けるクルマたちが、合流地点ですぐに車線変更するのではなくて、「いたくま」を十分に使って余裕を持って車線変更するようになれば、もうちょいとスムーズに流れるのではないか と思ったりして
「いたくま」が「2+2=4」になった!
まさにこのとおりですね。
つぎまた「いたくま」を走るときはこの心得で望みたいとおもいます。
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