自分のための覚え書き。
Google アドセンスに関して試行錯誤した結果をあとから振り返られるようにメモを残しておく。
時系列メモ
2019年07月23日(火)
関連コンテンツのアクティブビュー視認可能率を記事の完読率と考えるならば、サイトの価値UPのためにも重要視して高める対策や工夫をしていかなかえればならない
9つのサイト・ブログで「関連コンテンツ」を利用している。
関連コンテンツの設置場所は記事の最後だ。
Google アドセンスのレポートで「関連コンテンツ」に限定して数字を見ていたら、いずれもアクティブビュー視認可能率が低いことに気づいた。
表:2019年7月1日から7月23日までの数値(並び順は収益順)
サイト | 表示回数 | クリック数 | アクティブビュー視認可能率 | クリック率 |
A | 152,009 | 344 | 16% | 0.23% |
B | 109,793 | 224 | 12% | 0.20% |
C | 62,915 | 78 | 7% | 0.12% |
D | 25,861 | 61 | 10% | 0.24% |
E | 19,029 | 45 | 14% | 0.24% |
F | 6,466 | 41 | 30% | 0.63% |
G | 1,686 | 15 | 36% | 0.89% |
H | 3,378 | 23 | 32% | 0.68% |
I | 4,199 | 25 | 27% | 0.60% |
アクティブビュー視認可能率とは、広告が画面上に表示されブログ読者の目に留まる機会があったかどうかの度合いだ。
タイトルに惹かれてページを開いてみたもののリード文や目次を見て期待の答えがないと判断され離脱されたり。
長すぎて途中で読むのをやめてしまったり。
読み勧めてみても答えが得られそうにないと判断され検索結果に戻られたり。
途中でいい感じの広告に出会い記事から離脱したり。
これらのケースでは記事が完読されていない。
関連コンテンツは記事最後にあるため、関連コンテンツも表示されない、とみなせる。
例えばサイトAのアクティブビュー視認可能率は16%だ。
完読した人は6人に1人。
完読率100%を目指すならば、この数値はあまりにも小さい。
関連コンテンツの「アクティブビュー視認可能率」はサイトの質を高めるための指標になるかもしれない。
収益の観点からも、読者に評価してもらえるサイトづくりのためにも、重要視していきたい数値である。
対策はすぐに思いつかないけど。なにか考えて取り組んでいきたい。
リンクユニットの文字色・背景色を目立つように変えてみた
運営しているサイトのひとつ。
リンクユニットの文字色背景色を目立つように変えてみた。
この変更によって成果がどう変わるか今後の数字を追う。
いままで、テーマはCocoon、スキンは青系。ロゴは無し、だった。
最近、イメチェンした。
テーマはCocoon続投。スキンはピンク系。ロゴつくって載せた。
リンクユニットはデフォルトのまま青を使っていた。
いままではサイトのカラーも青系だったので馴染んでいたのだが、イメチェンによって青系が合わなくなってしまった。青系がリンク文字の色だということもありクリック率も高いというデータもあるようだが、色のバランスが悪いのはどうにもこうにも嫌である。
ということで、背景色は緑、文字色は白と大きく変えてみた。緑はロゴの主要な色のひとつにもしているので相性はよく、薄ピンクに対しては目立つ色なので、自分的には気に入っている。
色の相性は良くて、目立つけど、どぎつくもない。
数字がどうなるかはわからない。
しばらく観測してみよう。
Cocoonの広告コード1つ貼ればあとはいい感じによろしくやってくれる機能に頼るのをやめた
Cocoon先輩は最高である。
「グーグルアドセンスの運用が面倒だ」
って人にも優しく手を差し伸べてくれるからだ。
- WordPress管理画面を開く
- Cocoon設定を開く
- 広告タブを開く
- 広告コードを貼る
- 広告の表示位置に好きなだけチェックを入れる
たったこれだけでいいのだ。
これだけでCocoon先輩があとはよろしくやってくれるのだ。
ほかのテーマを使っていたときは、広告を張りたい場所ひとつひとつにウィジェットを差し込んだり、ときにはテーマを自分で編集したり、がんばっていた。
「頑張らなくていいんだよ」
と先輩がいうから好意にすっかり甘えてしまっていたのだ。
ある日のことである。
グーグルアドセンスの収益状況を確認しておくかとレポートを開いたのだ。
広告ユニットごとに表示される数字の面々。
サマリーだけ見てても駄目だ。内訳を見ないと。
広告ユニット名でフィルターしようと手を伸ばしたんだ。
でも、だめでしたわ。
数字はね、全部、とある広告ユニット名に集約されていて、内訳なんてわからないのよ。
先輩に頼りすぎていた。
たったひとつの広告コードをポンと渡して「あとはよろしく」だなんて虫が良すぎたのだ。
上部なのか、中部なのか、下部なのか。どの箇所の広告で成果が発生しているのかわからない。
表示回数、クリック数、全部サマリー。
クリック率、クリック単価、全部サマリー。
収益額アクティブビュー視認可能率も全部サマリー。
分析も改善もできないのだ。
先輩に頼りすぎたから。
だから・・・
先輩に頼るのをやめます。
自分で個別に広告コードを発行して、自分で必要な箇所にウィジェットを置いてコードを貼ります。
全箇所を一気に置き換えるのは大変だから、個別に計測したほうがよさそうな場所から、順番に切り替えていくね。
まずは見出し前に設置する「記事内広告」から。
[C]広告(PC)ウィジェットの利用をやめた
記憶が確かならば、ことの発端は「Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]」のセミナーだったように思う。
そのセミナーで
「パソコン閲覧者が一定数いるサイトでは効果が見込める施策です」
「300×600の広告を貼ると効果ありますよ。試してみてください」
って話があったのだ(確か)
貼るだけなら簡単。
セミナー終了後、すぐさま実行に移した。
それから数ヶ月。
そこそこの収益を上げているな〜ってことを確認した後は、収益ランキング上位には入ってこない(閲覧者比率が大きくはないPCユーザー向けの広告ユニットなため)こともあって、あまり関心をもつことなく、その存在も忘れかけていたのであった。
ある日のことである。
「最近収益が落ち気味だなぁ」
「面倒だけど分析してみるか」
2019年7月23日、Google アドセンスレポートを眺めていたら、とある広告ユニットの数値の異常に気がついた。
ユニット名 | 表示回数 | クリック数 | クリック率 |
ユニットA | 333,372 | 2,726 | 0.82% |
ユニットB | 115,818 | 33 | 0.03% |
実際には3つ以上の広告ユニットが存在するのだが簡略化するために2つに限定している。
ユニットAに対してユニットBのクリック率が極端に低い。
27倍もの開きがあった。
なぜなのか。
レポートで「プラットフォーム別の数字」を見て、原因がわかった。
プラットフォーム | 表示回数 | クリック数 |
デスクトップ | 16,998 | 27 |
ハイエンドモバイルデバイス | 93,896 | 0 |
タブレット | 4,908 | 8 |
その他のデバイス | 16 | 0 |
合計 | 115,818 | 35 |
ハイエンドモバイルデバイスでの表示回数 93,896回
PCにのみ表示される予定であった広告が、スマホ(ハイエンドモバイルデバイス)で表示されていることになっている。
これだけの表示回数があれば、相当なクリック数があってもおかしくない。
だがクリック数は0である。
表示されているのにクリックされない。
とはどういったことなのか。
そもそもPC用ウィジェットを使っているのである。
「表示されていること」がおかしいではないか。
Google 開発者ツールでスマホモードに設定。
該当のページを表示した後ソースを確認したら、原因が判明した。
300×600のスカイスクレイパー広告ユニットのコードがきっちり埋め込まれていた。
該当箇所の「表示・非表示」はCSSで制御しているようである。
レスポンシブ制御はクライアントサイドで行うわけだからこの振る舞いは正しい。
だからこのウィジェットに文句をいうつもりはない。
理由がわかってスッキリしたが新たな悩みも生まれた。
実際には見えていないのにも関わらず見えたことになって、表示回数が底上げされクリック率が極端に低い広告ユニットが存在するのは、個々の広告ユニットの評価をする上で非常に紛らわしい。
もっと気になったことは、この現象は広告主からどう見えるのだろう、ということだ。
クリック率の低い広告ユニットが存在する。
サイト全体のクリック率も引きづられて低く見える。
あまり良いことではないだろう。
処置をどうするか悩んだ結果、スパッと諦めることにした。
つまり
- 「300×600」広告ユニットは利用を取りやめる
- 代わりに「300×300」広告ユニットに差し替える
- PC・スマホを区別せず、どちらの環境であっても表示させる
というふうにした。
理由は以下の通り。
- スカイスクレイパーの単月収益はそこまで大きくなかったので、ばっさり切っても影響は少ない
- 広告ユニットコードの出力をサーバサイドで行うようにすれば解決するだろうが面倒 そこまでする必要性は薄い
- レポートの見やすさを優先する
- 広告主への悪影響(考えすぎかもしれないが)は極力回避したい
最近、クリック単価が全体的に減少傾向である。
スカイスクレイパーのクリック率が極端に低いことが、関係しているかなんてわからないし、関係していたとしても度合いがどの程度かなんてわからないけど、「これって悪い影響があるんじゃないの?」ってことはひとつずつ外していって数字を追うようにしたい。
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