最近スマホの調子が悪い。
なにをするのにも遅いしカメラで写真が撮れないことすらある。
原因はわかっている。
空き容量不足なのだ。
はじめてのAndroid端末で、勝手がわからず調べる気も置きなかったのだが、このまま放置していてはいつか本当に動かなくなるかも知れない。
いまの端末を使い続けるにしても、新しい端末に乗り換えるにしても、現状の問題を把握して対処する方法は知っておくべきだ。
ということで、解決までの道筋を記録していこうと思う。
いま使っているスマホ
いま使っているスマホはASUSの「ZenFone 3 (ZE520KL)」
2017年1月に購入したので、2019年5月時点で、2年と4ヶ月使っていることになる。
新しもの好きの自分にしては、よくもまぁこんなに長く使っているなと思う。
使いやすくて、大きな不満もないから、なんだろう。
Androidの引越方法がわからず面倒くさそうだから現状維持でイイや。
という面もおおいにあるがな。
空き容量875MB(空き率2.7%ほぼ満杯!)
大きな不満もなく使い続けてきたのだけど、ここ最近スマホが重い。
TwitterもChromeもよくフリーズするし、1分待った挙げ句に「異常終了しました」と表示され落ちてしまうこともままある。
パソコンが重いときはだいたい空き容量が足りないとき。
スマホだって同じだろう。
ということでスマホの空き容量を確認してみた結果がこちら。
空き容量は「875MB」
それだけあれば十分じゃん!
と思いたいところだが、比率で見ると絶望的であることがよくわかる。
このスマホのストレージ容量(本体メモリ)は、32GB。
使用量は31.14GB。使用率は97.3%。
つまり
空き容量比率は「2.7%」
ほぼ満杯なのだ。
円グラフにしてみた。
一目瞭然である。
なにをするのにも動きがもたつき、ときには異常終了してしまうのも仕方ない気がしてくる。
このままこの状況を放置したら本当に動かなくなってしまうかも知れない。
いったいなにがこんなに容量を食っているのか。
アプリが全体の74%
Zenfone 3は32GBのうち、8GBはシステム予約領域に使われるため、実質的に使える容量は24GBである。
容量 | 使用量 | 空き容量 | 使用率 | |
内部共有ストレージ | 24.00 | 23.14 | 0.86 | 96.4% |
システム予約領域 | 8.00 | 8.00 | 0.00 | 100.0% |
合計 | 32.00 | 31.14 | 0.86 | 97.3% |
24GBの内部共有ストレージをどのようなデータで使用しているか見てみた結果がこちら。
使用量 | 構成比率 | |
アプリ | 14.87 | 74% |
画像 | 0.84 | 4% |
動画 | 0.02 | 0% |
音声 | 3.27 | 16% |
その他 | 0.22 | 1% |
キャッシュデータ | 0.95 | 5% |
合計 | 20.18 | 100% |
また円グラフにしてみた。
アプリが74%と圧倒的に多い。
音声の16%も気にはなるが・・・まずはアプリから確認して対応していくのが良さそうである。
要・不要を判断するためにもまずは一覧化だ。
自分のスマホにインストールしていたアプリの一覧を書き出してみた。
32個のアプリを削除して1.1GB確保
一覧表を眺めてみて、こんなにもたくさんのアプリをインストールしていたのだと驚いた。
すぐに精査に取り掛かった。
じっくり精査していると時間がかかってしまうので、まずは簡略式で対応することにした。
ひとことでいえば
- 最後にいつ起動したかわからないアプリは即刻始末
- それ以外はいったん残す。
という方法だ。
ひよこ判定士のような勢いで、アプリを判別していく。
名前だけでわかるものもあれば自信のないものもあった。
ほぼ黒と感じつつも引っかかる場合はきちんとアプリを起動して確かめた。
300個ほどのアプリの判別に掛かった時間は、20分ほどだ。
内32個のアプリを削除した。1.1GBが空いた。
まだまだ不要なアプリはありそうだが、20分の成果としてはまずまずではないだろうか。
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